アメリカにおける子育て中の夫婦・パートナー
『私だけのハッピー・エンディング』(2011年アメリカ映画)では、友人夫婦が子育てで大変なのを察して、ふたりが2人の時間を存分に楽しめるように、主人公マリーが友人夫婦のために、子どもを外に連れ出し、ベビーシッターをするシーンが冒頭にあります。これをみると、アメリカらしい風景だと思います。
主人公マリーは、両親が離婚していて不和であったため、結婚をためらうキャリアウーマン。この映画で描かれている内容は、結婚、人生、パートナーとの性生活のあり方について触れていますが、非常に美的感覚に優れた映像構成になっています。人生、恋愛、結婚を考える際に、大変有意義な映画だと思っています。
子ども優先になりがちな日本の夫婦・パートナー
子ども中心になりがちな生活を、夫婦・パートナーを基軸とする生活に変え、ふたりの望んでいることを確認し、いつもいえないことを語り合うことは大切なことです。
妊娠中、出産後の夫婦・パートナーの欲求にどのように応えるのか教えてくれる人はいません。このあたり日本の住宅事情もあり、男性は女性に欲求をどのように満たしてもらうかもっと伝えてもよいように思います。
男性は外で満たし、女性はどこで?
妻・パートナーの妊娠中に外の女性や風俗で欲求を満たしている男性は多いからです。そして、出産後の授乳や育児中に、もし子ども中心で、夫のことが後まわしになっていれば、その習慣は続いていきます。この習慣は、いずれ思わぬ不幸をもたらしかねません。男性は風俗でストレスを発散しや欲求を満たしても、女性は満たされる場所がないという致命的な事実です。子育て中に関心がなくても、ある程度子どもが大きくなってきた時に、女性が女性としての欲求を強く感じるようなときに夫・パートナーが突然応えられるかどうかが重要な点です。いままで無関心だったのに・・と相手はびっくりするでしょう。
大切なパートナーとの関係を大切にする。
パートナー以外との関係に魅力を感じるのはあっても、行動に移したら、その先は地獄ですし、破壊行為や自滅行為となります。ある女性チームで海外出張に行ったとき、主婦を長くしてきた人ほど、男性に関心があり、恋までする人もいました。接する異性が少ないことで、パートナーとの関係で満たされない想いを見たそうとする女性がいました。これは、非難できることではなく、ひとつの現象であると思っています。
パートナーからいつもけなされていた安室奈美恵のような友人がいました。他の若い男性に愛されて三角関係となり、その結果は、離婚、その男性との結婚、その若い男性から別れを告げられ、その後、彼女は病気になり亡くなってしまいました。
どんなに親しくても、相手を異性として、大切に想い、空気でありながら、ありがたい素敵な存在であることを伝え続けることが重要です。不幸を防ぐための知識として記憶に残していただければ幸いです。