異性との距離がある日本 – カップルの椅子の並べ方-
外国では、恋人や夫婦のみならず、家族、親子、隣人、友人などとハグをしたりすることは普通です。初めて会った人と握手をしたり、スキンシップに満ちています。
日本では、人と人との距離があります。すなわち異性との間にも距離があるということです。そこで、デートなどの時に、カフェなどでの椅子の座り方が重要となってきます。家でもテレビを観る時、食事をする時などにもふたりの椅子の並べ方が重要となってきます。
これはコーチングなどの際にも、適用されている椅子の並べ方ですが、対面に座ると、距離ができ、ふたりが対局にあるようなかたちとなり、相手の顔を見ながら、性格の分析、原因の究明、過去のいろいろなことの回想などが始まり、共感することよりも、批判や批評や指摘すべき点に意識が向くようになるということです。
ふたりが横にいっしょに座る時、同じ風景を見たり、同じ番組を見たり、同じものを見て、共感することが何よりも関係を深くし、距離を近くするのに有効です。試してみるとわかると思います。ネガティブなことを探すことは少なくなり、同じものをみての感想を述べあい、経験を共有するようになります。
スキンシップのチャンスを増やす!!
ふたりが横並びになる時に、身近な話題も出てくるようになります。幼少期の思い出、親に関わる記憶、起こった出来事、気さくに話せるようになります。ふたりが体験したことを共有することで、あたかも共に経験したような気持ちになり、より関係性は深まり、相手をよく自分のことを理解してくれる人、気が合う人、この人以外には相性が合う人がいないのではないか・・という想いになってきます。このようにコミュニケーションを取ると、自然と共感する機会が増え、肩をかるくたたいたり、腕が触れ合ったりする機会が増えます。
笑顔 -心に食い込む想いと弾むコミュニケーション-
真剣になってくると相手も表情がこわ張ってきたりします。その時には優しく笑顔で受け応えていると、相手の表情も緩やかなものになってきます。笑顔ほど最強のコミュニケーション促進をしてくれるものはありません。笑顔を浮かべる時には、小さい時に両親に愛された記憶、一番うれしかった時の記憶を頭に浮かべで、微笑むと、相手の心をぐっと捉えます。コミュニケーションをとっているときに、一番共感できるようなときに、試してみると効果はてきめんです。相手が本当に自分のことを想ってくれているという実感に包まれるようになります。
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